日々のこと



HOMEページ 前ページ 次ページ


ささごさんと


先日ハート展のイベントで、約一年ぶりに笹子さんとのDUOで歌いました。いやー、やはり笹子さんのギター最高です。DUO歴も長くなり、もはや我々にしか出せない世界あり!と自負しておりますよ。産後の声の復活も順調で、歌うことが本当に楽しくて仕方ないです。今度の9日にもDUOで演奏しますので、ぜひぜひお楽しみに!
笹子さんのHP→ www.sasa-g.com

2007/12/03


大根収穫


一家で大根の収穫に行ってきました。9月に蒔いた種が立派な大根となり今日私たちのおなかの中に入りました。もうもう青々と茂った大根菜は頼もしく、土からのぞいた大根の白は本当にきれい。子供といっしょによいしょっとひっこ抜きました。思えば、自分で種まきから収穫までして、食べたのは生まれて初めてのことです。早速、地域のみなさんと取れたてを、大根サラダ、大根菜のおひたし、おでん等、大根尽くしでいただきました。みずみずしくて甘くて、本当においしい!八百屋さんに並んでいる野菜は、野菜の人生?の一部分の姿であって、こうして種から芽が出て成長し、食べるまでのひとサイクルを見届けることで、食べ物に対するありがたみがさらに増したように感じます。新鮮大根に事欠かない幸せな冬になりそうです。

2007/12/02


ヒッソリと


新しいアルバムが出た頃には、もう次のアルバムの制作が始まっている、というのも世のアーティストにとっては常なる話。私も例にもれず、近い、遠い将来か分からないけど、今後の予定についての話し合いが少しずつ始まっている。最初のアルバムの頃からずっと一貫して希望していることは、なるべく地味で目立たないやりかたで行きたいということ。普通、派手に売り込みたいということは多くても、逆のパターンはごく稀なケースだそうだから、いつもスタッフの皆さんとの話し合いの中で折り合い時点を見極め、いかになるべく地味で自然な方法で音楽を流布していくかという、通常とは逆の方向に労を費やしていることになる。やはり、医者としてあまり芸能活動の比重が増えてもならないと思うし、私の音楽をたまたま好む方の中で自然に広がってくれればよいと思っているから。幸い、素晴らしいスタッフの方々に恵まれ、私の立場をよくご理解し、大切にしていただき今日まで来ている。今後とも相変わらず、ヒッソリ、コッソリと歌っていきたいと思います。

2007/11/29


盗人捕われる


先日、夫が盗人を捕まえた。新宿でストリートをパレードしながら演奏した後に「その人を捕まえてー」という女性の悲鳴が。同時に、一人の男が人ごみの中を猛走してくる。当然みんな捕えに向かうだろうと思った夫は走り来る男の方に向って行ったが、実は周囲の群衆の向かう方向とは逆だった。気づくと一人で盗人と格闘することになってしまったらしい。何度か殴りかかられるのを避けながら、無事後ろ手に。その間手を貸すものは誰もいなく、そのまま近くの交番まで二人で歩いて行って御用となった。永年のスポーツで鍛わった筋骨が役に立ったというものだろうか。涙ながら礼をいう女性。何だかテレビドラマのワンシーンのようだが、もしも凶器があったりしたらと思うと怖くなる。夫は、つかまって涙ぐむ盗人を見て、盗む側の事情を垣間見たようでかわいそうになってしまい、後ろ手の力を緩めそうになったらしい。冷血刑事にはなれそうにない人である。しかし、怪我がなくてよかった・・・。

2007/11/27


講演会を終えて


本日は聖学院大学で講演をいたしました。会場であるチャペルは自然の木の風合いを生かした美しい造りで、ピアノとトランペットの生音の響きもとてもよく心から楽しい時間を過ごしました。お客様の中には遙々福島や伊豆からお越しくださった方もあり、とても驚き感謝する気持ちで一杯になりました。ちょっとレアなこの企画では、ニューオリンズの歴史、ジャズの誕生に至るお話を、全7曲の実演とともにたっぷりとお届けしました。夫がジャズの誕生についてのお話を担当したのですが、いただいた時間をかなりオーバーする勢いでお話は絶えず、本当にこの人は根っからのニューオリンズ通なのだなーと、隣で聞きながら妻ながらに改めて感心してしまいました。いつまで話すのかなとハラハラもしましたが・・・。お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました!

2007/11/21


Bound For Gloryを改めてご紹介


「被災したニューオリンズ救済企画Bound For Gloryに寄せた、ほぼ日刊糸井新聞の記事を改めて読みたいのですが、見当たりませんでした」とのお問い合わせをいただきました。こちらです→http://www.1101.com/ann_sally/index.html

被災後2年以上が経過しましたが、今尚私の記憶には生々しい出来事。最近やっと、ニューオリンズの代表的景観の一つであったストリートケーブルカーの復旧に至ったそうで、改めて爪あとの深さを思わせます。I-tuneよりBound For Glory音源はいつでもご購入いただけます。ほぼ日記事ともにぜひお聞き下さいませ!
Bound For Glory公式サイト→http://www.annsally.org/boundforglory/index.html

2007/11/20


八百屋でセッション


毎週通っているお気に入りの八百屋さんにいつものように出かけると、店主の海藤さんがギターを片手に現れた。先日の日記のコード譜を見ながら、八百屋さんに響く「のびろのびろ」の歌声。夫もトランペットを取ってきて、セッションと相成りました。新鮮有機野菜が本日のライブのお客様です。そこに本物のお客さんが来て「いらっしゃいませ!」と本業に戻る海藤さん。何だかちょっと変で面白い八百屋さん。とても好きな場所です。

2007/11/17


のびろのびろ弾き語り


九州宮崎の坂田さまより、「のびろのびろだいすきな木」をギターとボーカルで演奏したいのですが、コード進行に分からないところがあり苦戦しています。」とのお便りをいただきました。そうなんです。結構一筋縄ではいかない、凝った曲なんですよ。子供を寝かせたある日の夜に、眠い頭の状態で作った曲ではあるのですが、「そらにむかって・・・」の辺りのハーモニーは降ってきた!!って感じでした。コード進行を載せますので、ぜひみなさんギターやピアノで弾き語ってください!ジャズ風など好きにアレンジしたりして、自分だけのオリジナル演奏を楽しんでみてくださいね。


イントロ
C6add9 CM7繰り返し
のびろ のびろ   だいすきな  木
C     G/B    Am7    CM7/G
みんな    みん    なが     好きだか ら
FM7      CM7/E    Am7     D7     G Am7 A#dim G/B
ひとり    ひとり    そらに   むかっ    て
C       G/B    Am7    G/E     Gm/Eb
いきを  してい る よ
Dm7   F/G  Fdim/G   C    F/G    C

みんな    みんなが   好き
EbM7     Dm7     CM7
ひとりひとり が息  をして   るから
E7       Am   D9     F/G
大きな   大きな  木
EbM7    Dm7   CM7
空に     向かっ     て息    をして    いるよ
Cm7/Ab   Dm7/Bb    Dm7     F/G     CM9

2007/11/12


蘇州夜曲


最近続けてテレビに出演したことで、これまで以上に幅広い年齢層の方からお声が届くようになり、大変うれしい限りです。普段あまりテレビに出演することに積極的でない私ですが、番組スタッフの方の熱心さに後押しされて出演してみてよかったなと実感する瞬間です。先日番組でも歌わせていただいた「蘇州夜曲」はもう長い間歌っている曲ですが、初めて人前で歌った場所は病院でした。年末年始にも外泊の許可される病状でない患者様方に向け医療スタッフが企画したささやかな演奏会でのこと。ピアノの弾き語りで歌ったこの曲に涙する方の多かったことに私自身驚かされたものです。当時担当していた患者様は演奏後に病室で、ご自身が過去に訪れた蘇州を思い懐かしむような表情で感想を伝えてくださいました。この曲を歌うときはいつも、難病と闘い疲弊しながらも前向きであることを忘れず、若輩者の担当医にもいつも心遣いを下さった、今は亡きその患者様を思い出します。テレビであろうが、病院であろうが、歌う場所は変われども、いつもそのことを心に歌い続けることに変わりはないでしょう。

2007/11/10


大阪メロディー


大阪で歌ってきました。テレビ生放送での歌唱ははじめてでしたが、意外と出番が近づいてもあまり緊張せず、楽しんで歌いました。八代亜紀さん、五木ひろしさん、欧陽菲菲さん、川中美幸さんなどなどたくさんの大御所歌手の方と同じ舞台に自分がいるというのがとても不思議で、なんだかおかしかった。みなさん本当に気さくで腰の低い方ばかり。出番前に舞台裏でギリギリまで集中して練習してらっしゃる姿、舞台の上での華のあるプロとしての姿の両方を見て、非常に感銘を受けました。特に八代亜紀さんの「別れのブルース」。体をくねらせ、しぼるように唄う姿を身近に見たのはとても衝撃的でした。

写真は演奏をご一緒した、のこぎりのサキタハジメさん、ピアノの加羽沢美濃さんと。

2007/11/05



TOPページ
HOMEページ 前ページ 次ページ

- Topics Board -