日々のこと



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日比谷ライブ 


真冬のお休み期間を経て、先日の日比谷野音でライブを始動しました。当日は、ローズスーツケースというビンテージのキーボード(小林創)に、パーカッシブなリズムギター(小池龍平)、フリューゲルホン(飯田玄彦)という編成で、春のうららかな午後のための選曲でしたが、実際は結構寒く少し残念。しかしながら、みなで内からじわじわ暖まる演奏で盛り上がりました。アルバム「デイドリーム」以来のレパートリーである「週末のハイウェイ」も南国仕様のぽかぽかに演奏しましたが、実は当日、そのオリジナルのシンガーであり、素晴らしい写真家でもある佐藤奈々子さんにライブ写真を撮っていただきました。奈々子さんはナチュラルな雰囲気と、美しい柔らかい声の持ち主で、こんな大人になりたいという本当に素敵な方です。不思議にも、奈々子さんの歩まれた道と私の道に知らずの内に共通するところが多々あり、強いご縁を感じます。最近では「ななこぱん」というパンを作っておられ、これがいまだかつて食べたことのない不思議なおいしさ。奈々子さんの考え方、事物への接し方が表現された作品の一つなのだなと思います。

http://www.rivernanaco.com/

2010/04/14


新年


あけましておめでとうございます!今日はお正月の休日でゆっくりしています。去年一年も日本各地でたくさんライブを行い、行く先々でたくさんの宝のような出会いがありました。いっしょに巡業するバンドメンバーとも仲がさらに深まり、奏でる音楽の質や心意気ともに一層高まった一年でした。皆様、本当にありがとうございました。

去年末は紅白でテーマソング「歌の力」をうたって締めくくりました。なかなか興味深い経験をさせていただきとても楽しかったです。普段私は医師の仕事のことや音楽活動での方針もあって、テレビなどの大きなメディアに出るような活動は希望しないことが多いのですが、今回は紅白スタッフの方の熱心で心のこもったお誘いについに折れ、お受けするに至りました。普段の暮らしと音楽の両方を大切に生きているようなタイプの歌手に歌ってもらいたかったのだそうです。確かに、年末ギリギリまで普通に病院で働き、ギリギリまで子育てしてあの舞台に立っていたのは私だけかも知れませんね。歌い終わり、私とスタッフの方々の目に涙が浮かんでいたこと。本当にやってよかったと思えた素敵な瞬間でした。

お正月の休日は毎日こどもとお弁当を持って近くの山の中を歩いて過ごしています。昨日はとても80歳には見えない若々しい素敵なおばあさまとお友達になり、いっしょに低山の山頂まで行きました。よく晴れた空に浮かぶ雲を眺め、こどもと動物のように見えるのを指差して、いっしょに「くもに乗りたいねー」と話をしました。こどもの発想につきあって話すのは本当に楽しいですね。

さあ、明日から病院の仕事はじめです。今年も医師として目の前の患者様一人一人を心から大切に、その時々を大切に過ごしたいと思います。また音楽では、今年はとてもよいハンドメイドの音楽がたくさんできそうな予感でいっぱいです。また皆様どこかでお会いできることを楽しみにしております。

2010/01/03


夏のライブ巡り


8月、9月はたくさんライブをしました。佐世保、京都、東京(池上本門寺)、伊香保温泉、東京(目黒)を巡り、それぞれの地でたくさんの夏の思い出ができました。お越し頂いたみなさま、スタッフの方々本当にありがとうございました。池上本門寺は、野外のイベントにもかかわらず去年雨だったので、今年は晴れるようにずっとお天道様にお願い続けたものの、また結局今年も雨になってしまい、濡れながらお聴きいただいたこと、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。どの会場でも、本当にその時その時でき得る限りの心を込めてうたいました。言葉の力には限りがあるけれど、音楽はもっと自由に、饒舌にあらゆる心象風景を語り得ます。歌うことで、心は解き放たれていきます。音楽の持つそんな力をいつも信じています。時には色いろ悩むこともあるけれど、うたい続けている所以です。

(素敵なイラストは伊香保ライブのスタッフ、宮内典子さんが書いてくださいました)

2009/10/01


夏ですね


日記が月ごとに、そして季節ごとのお便りに変わりつつありますが、みなさまお元気でしょうか?というような文章もこの「日々のこと」の定番の冒頭となりつつあります。
さてそろそろ書きましょう、と腰を上げるこのわたくしのタイミングというのは何に影響を受けているのでしょうか。気圧の具合か、月の満ち干か、天候か、近頃の日食か、子供のご機嫌か、はたまたお腹の満腹度合いか・・・。理由はともあれ、本日がその時。ついに書くことと相成りました。「いつも読むのを楽しみにしているのだが、毎日クリックしてはあら残念、というのを繰り返しています」とお便りいただいた皆々様、気長にお待ち頂きありがたく、申し訳なき心持ちであります。

さてと、書きたいことは山盛りです。どれから書いていいものやら・・・・。
みなさまにお知らせすべきは、まずはレコーディングを始めていることでしょうか。
これまでは、米国留学中の短期休暇の帰国時に、怒涛のようにリハーサルとレコーディングをやってリリース、というようなことや、出産が近いので、里帰りまでに短期間に仕上げねばとか、慌しい取り組み方ばかりでしたが、今回は無理なきペースで進められるように配慮してやっています。新しい取り組みとしては、これまでのアルバムでは小部屋の別れているところで録音するやり方が主流でしたが、今回はホールで全て一発録りでやっています。やり直しはききませんので、気持ちよい緊張感の中での録音です。これまでのところ、とてもよい仕上がりだと思います。お聞きいただけるのが大変楽しみですが、まだもうちょっと先です・・・。

住まいを移り、近くにとても澄んだ浅瀬の川があるので、しばしば子供と川遊びを楽しんでいます。人工的なプールとは違い、川は生き物の住む場所。野生の川魚はすばしこくてとても手やたも網では捕まえられません。しゃがみ込み砂利を手で掻いて見ると、川虫やおたまじゃくし、沢がになどたくさんの生き物と出会えます。何時間でも飽きずに遊んでいられる楽しみの宝庫です。

ある休日、自然豊かな地では必須だということで、テントやシュラフ、BBQグリルなど、アウトドア用品を求めに出かけました。と、その日のうちに、揃ったところでキャンプに早速出かけよう!という非計画的なこととなり、急遽子供らにとっては人生初のキャンプをすることになりました。徐々に暮れていく森の中で、夫婦で説明書を読みながら心もとなくテントを立てていると、近くのキャンパーから手伝いましょうかと声がかかりましたが、何とか立てられ、その日は詰めてきたお弁当を自然のおいしい空気と共にいただきました。その程近くで自然の蛍が見られると聞き、出かけてみると、少しですが頼りなげな光を放つ蛍を見つけました。夫が幼い頃は郷里で明るいぐらいに蛍が飛んでいたとのことですが、今では数も減っているようです。自然を感じられる夏の風物詩がどんどん減ってしまうことはとても寂しいことですね。

先達てちひろ美術館にて日曜昼下がりの演奏会を行ってきました。美術館にはたくさんの作品が展示してあり、ちひろさんの言葉にも触れることができました。どの絵も、言葉も心に沁みるものばかりで、今この時期に演奏に招致いただいたのは意味深いものがあるように感じました。これまで永く歌い続けてきたうたも、現在の感じ方、解釈方法で改めてうたってみると、また新鮮な出会いがあるように感じます。最後に歌いながら不覚にも涙が出てしまったのは、そういう訳です。演奏中に泣いてしまったこと、お詫び申し上げます。お越し頂きありがとうございました。楽しい時間を共有でき大変幸せでした。

2009/07/28


春爛漫


引越しをして半月。春の到来にお山の緑は驚くほど濃く鮮やかに変化しつつあり、そこかしこの花々のつぼみが開き始め、目にとても賑やかな季節となりました。これまで、こんなにも四季の移り変わりを目で見て、肌で感じたことはなく、心も、体も、うれしさでいっぱいです。毎日、排気ガスなどの心配なしに、おいしい空気を胸いっぱい深呼吸できるという幸せ。でも、引っ越した一番の変化は子供らの食事の量かもしれません。運動量がものすごく増えたのもあるのか、これまでの2〜3倍ほどまでに増えました。本当に気持ちいいくらいお代わりをしてくれます。引越しと同時に何となく玄米に変えてみたのですが、毎朝、これまでより少し早起きして、コトコトとじっくり圧力釜で炊いたご飯のおいしいこと。病院の午前の仕事は忙しく長引くことが多いので、腹持ちのよい玄米は少し遅めの昼食までの空腹感をしのぎやすく優れています。それから、春から遠征ライブも続々と予定しており、週末にはミュージシャンの皆さんにもお越しいただき、新緑を堪能しつつリハーサルをしています。合間に、お昼にはお花見をしながらピクニックでランチをしたりと、楽しみながらの練習です。住んでいるところのすぐ裏手は山なので、しばしば家族全員でハイキングをしますが、子供たちはまだ全行程を歩ききるのは難しく、帰り道はだっこにおんぶで親の苦行となりますが・・・。このあたりでも、時々、イノシシや鹿などの野生動物を時々見かけることがあるそうです。また色々ご報告いたします!

2009/04/14


八百屋さんの時間旅行


私には行きつけの八百屋さんがあります。マートさんと呼んでいます。毎週末にお店を訪ねると、店主さんに吟味されセレクトされた、色とりどりの無農薬〜低農薬のこだわり野菜、果物でお店は賑やか。八百屋さんというよりは、哲学者や大学教授と言った方がピンとくる面持ちの店主さんの野菜と地球環境への愛情あふれる本気話を聞くと、一つ一つの野菜栽培にもドラマを感じます。そうこうしているうちに、一週間分の野菜、果物でかごはいっぱいに、頭の中は野菜の知識でいっぱいに、心は幸せでいっぱいに。音楽家(ギター奏者)でもあるマートさんとは音楽の趣味も合うので、音楽の話題でも盛り上がります。店内にはマリーナショウの名盤が流れていたりもします。引っ越しでちょっと遠くなってしまうのがとても寂しい・・・・。そんなマートさんより下記のようなお便りをいただきました。そのまま掲載させていただきます。お近くの方は、ぜひ土曜日にお店に行ってみてください!

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「時間旅行」を聴きました。曲の構成も前作「のびろのびろだいすきな木」と同様、相変わらず凝っていますね。曲想は壮大さや壮言さを感じました。曲調は転調や移調も多様されているのか、開放的で非常にトリッキーな感じです。それはCD内の異なるヴァージョンの同じ時間旅行のイントロから、「あれ?このキーだったのか?」と何度も思いました。しかし、曲構想からアレンジまで、相当な時間旅行だったのではないでしょうか?若手のミュージシャンもすばらしい演奏ですね。ベースの鈴木さんはセンスがよいですね!キャロルキングのアルバム「ファンタジー」を感じました。(ちなみにあの時のギターが大好きなデヴィット・T・ウォーカーのデヴューだったと思います。ちなみにベースはチャールス・ラーキー!)

さて、食品業界にいる立場から、比較感想を述べたいと思います。先月行った農業活性研究で盛り込んだ「持続可能な農業」のひとつに現行の種子の問題があります。現在の農業で使用されている種子のほとんどは農業の経済的効率性からF1種(一代交雑種)が使用されています。人類はその昔、自然から何世代もかけて交配を繰り返し、野菜や果物、家畜に至るまで食糧を維持して来ました。しかし、現在、行き過ぎた経済効率も自然や人を脅かすような状況にまで来ています。かつての農薬や化学肥料の問題、環境ホルモンの問題がそうです。そして種子に至っては、遺伝子組み換えや操作の種子及び作物といった自然にも人類にとっても起こり得ないような植物や動物を作り出しています。また遺伝子組み換え種子に至っては「ターミネーター」種のように次世代に発芽もしないようにコントロールを設計します。しかも莫大な開発費用や産地に適応できないような単一な生産技術によって。これはエントロピーの増大を招いているとしか思えません。作物適応性のひとつに「適地適作」があります。例えば、りんごは青森や長野が産地であるように、沖縄や九州といった産地ではほとんど作られません。逆にみかんなど柑橘類は沖縄や九州、愛媛など比較的温暖な処で栽培されます。話は戻りますが、「循環する社会」を目指すのであれは、形や収量が不確定でも固定種や在来種といった種子が採れ、通常の植物生理を営む作物が、循環する農業の一旦であり、多様性や社会を生むものと思います。こうした思いから研究発表
の一環として“在来種”の提案を行いました。まさに“古くて新しい”そして “唯一無二”の種子が自然のもつ多様性や可能性を秘めているからです。これが私の種子における「時間旅行」です。

〒351‐0101 埼玉県和光市白子3−7−1 マート城山

2009/02/27


今年も


大変寒い中、みなさまお元気ですか?病院で働いていると、風邪の患者様も増え本当に慌しい日々です。。喉の風邪、お腹の風邪、インフルエンザを診る数も日々増しております。一年前の冬、我が家は重軽症含め風邪という風邪を全員が引き、本当に大変な思いをしたことを思うと、今年は子供らも成長につれ強くなったのか、比較的平穏な冬を過ごしています。去年の経験から真冬はライブの予定を入れないで、いよいよみなさんからのご要望の声も高まりつつある新曲の創作活動を、と念頭におきながらも、日々の病院勤務、家事、育児に追われ・・・という言い訳はよしとして、何とか腰を上げねばなりません。いや、頭の中は名曲の予感に溢れているのです!

去年は日本全国いろいろな場所でたくさんライブをしました。中でも去年を締めくくった細野さんとのライブは感激もひとしお。細野さんと私の声が同じ空間に響くなんて、夢のような時間でした。

今年も、今後のライブの予定は?という声を数多くいただいており、本当に感謝いたします。やはり音楽の醍醐味はライブですね。今年も、家族大移動の演奏旅行は暖かくなる頃から少しずつ始動いたしますので、またお知らせいたします。

今年は、春から森のそばへ越すことになりました。生まれて以来コンクリートの上を歩き、都会の喧騒の中で人工物に囲まれて育ってきた子供らと、これからは日々自然の中で大地を踏み、野山を駆け回り、季節の移り変わりを肌で感じたいと思っています。

うたうことも、音楽創作も、生きることも、急いで味の沁みないものよりは、ゆっくりとして有機的で味わい深いものを、変わらず今年もお届けしたいと思います。

2009/02/01


シングルCD


実に3ヶ月ぶりの「日々のこと」になってしまいました。みなさまお元気でしょうか?この3ヶ月間は毎週のように週末ライブに一家大移動で出向き、戻って平日は普通に病院勤めという、フル回転で大変充実の夏でした。一つ一つ各地ライブでの思い出をご報告できたらよかったのですが、何せのんびりもので筆不精の私、すっかりご無沙汰してしまいましたね。ライブに足をお運びいただいたたくさんのお客さまの笑顔や拍手、各地スタッフの皆さんの熱心なサポート、もちろん各地のおいしい食べ物も・・・、この夏の思い出はいつでも心を暖かくします。みなさん、ありがとうございました!我が家の子供らも、すっかりひと夏を越えて大きく成長しています。この時期の子供の成長は目覚しいものがあり、親として毎日見ていても日々の変化が分かるほど。本当に面白いですね。

そして、みなさんに重大発表があります!11月19日にシングルCDを発表することになりました!音楽の活動はのんびりマイペースの私、普段頭の中にはメロディーがたくさん流れているのですが、曲として譜面にまとめるあと一息の腰があがらない。やきもきの周りのスタッフにおしりをたたかれ、そろそろやるかと一念発起してからは早かった。頭に降りてくるままにさらーっとメロディーを書き、その後構成アレンジはじっくり練りました。タイトルは「時間旅行」。出産以後の私の生活の中で、なぜか不思議と仏教的思考に非常に心惹かれ、いくつかアルボムッレ・スマナサーラや、ダライラマなど関連の本を読んでは日々の実践を試みていたこの時期、曲の中のテーマとして「諸行無常」というものが織り込まれている気がします。物事の何一つとっても一定であり続けるものはない。万物はいつも変化し続けているからこそ、本気で今このひと時を大切に生き、本気で今目の前にいる人を大切にする、こんな小さな積み重ねを世界中の人が実践することにより、小さな争いが減っていき、延いては殺人や戦争すら無くなる方向に向うのではないかと思います。大げさに聞こえるかもしれないけど、真剣にそんな願いを込めて作った曲です。一人でも多くのみなさんの暮らしをやわらかな光りが照らすように、そして鮮やかな世界が広がりますように。最初の発表は今週末の浜松のコンサートでかも?お楽しみに!

関連情報→
http://www.videoartsmusic.com/news081005.html
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2790601
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080926-00000020-famitsu-game

2008/10/07


愛知、富山にて


愛知、富山のライブが終わった。愛知では祖母が車椅子で来てくれた。体力を考えて途中までの予定だったのが、最後までじっと食い入るように聴き入り見守ってくれていたそうだ。愛知は地元でもあり、会場からも応援してくださるような暖かい気配を多く感じ、終始うれしい気持ちで大切にうたう。

富山では、到着した晩に外を散歩していると、空を舞うほのかな光が。なんと、天然の蛍だった。驚きとうれしさのあまり声を上げた。よく用水路を覗いてみると、あそこにも、ここにも、と子供と指をさしはしゃいだ。冷えつつある夜の富山の空気を胸いっぱいに吸いながら、心身ともに浄化されるようで、ゆっくりした足取りで歩いた。

翌日は円形の劇場でのライブ。多い定員数にも関わらず円形ゆえに人の距離が近く、一体感が心地よいホール。蛍に心を点され、一期一会、人生最期の歌であるかのようにこころより楽しんでうたう。いつもそう思って歌っている。演奏の微妙なニュアンス、表情、歌で伝えたいことが会場に届きやすい様子。こちらにも、みなが自由に思い思いに演奏を楽しんでいる様子がありありと分かり、相互作用でますます楽しくなる。全曲終わってみると、会場全員が総立ちで拍手を下さった。舞台の上で目を閉じてその音をしっかり全身で受ける。目を開くと、会場中いっぱいの笑顔でこちらを見ている。うれしくて、救われるような気持ちになり、泣けてきた。本当にありがとうございました。ときに悩むこともありますが、この瞬間があるから歩みを止めないでいこうと思う。そしてできることならこれからも、こんなふうにたくさんの人の顔に笑顔の灯りを点していきたいと心の底から願います。

2008/07/03


滋賀ライブ 尾賀商店にて


翌日は、古の近江商人の風情ある町並みの中の古民家「尾賀商店」でのライブ。壁には滋賀のよき友である斉藤江湖さんの書による奥ゆかしく味わい深い「こころ」の文字が。会場はゆらゆらとゆれるアンティークの明かりに照らされ、奏でられる音楽は、まるでセピアの蓄音機から流れ出ているかのよう。古と新が違和感なく同居している音空間となりました。両日ともに、老若男女幅広い皆様に日本各地遠方からも遙々おいでいただき、芳醇なる時間を共有できましたことを、心よりお礼申し上げます。

斉藤江湖さんの味わい深い書とハンコの世界!→ http://www.koukoan.com/
尾賀商店→http://oga-showten.com/

2008/05/12



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