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今年を振り返る
-----2004/12/29-----
先日の雪に打って変わって、昨日今日は年の終わりとは思えない程ぽかぽか暖かく、車の中では汗ばむ程。この温度差は一体なにごとでしょう。いよいよ後数日で今年も終わりかと思い、ちょっと今年一年を振り返ってみたりしてます。みなさんにとって、2004年はどんな一年でしたか?私にとっては、一見穏やかながらも実際のところ正直激動の年でした。来年は、今まで内緒で地道に準備してきた事たちが一斉に花開きそうな予感です(意味ありげ?)。みなさんにも歌を聞いてもらえる機会がぐんと増えると思うと、今からとても楽しみです。そんな事をあれこれ考えつつ、今まで押し押しになってしまったおやじギャグを下さった方への年賀状のため、ただいま厳選中です。はがきは、大好きなクロニクルブックス(www.chroniclebooks.com)から出ているニューオリンズの何気ない風景を写したものにしました。でもお正月には間に合いそうにないかも?・・・・、ごめん。首をながーくしてお待ち下さいね!
  

ホワイトクリスマス!
-----2004/12/25-----
クリスマス当日の今日、朝起きて窓の外を見ると、な、な、なんと!地面にうっすらと雪が!15年ぶりにニューオリンズに雪が降ったのです。本物のホワイトクリスマスになりました。街行く人は、ちょっと前まで半そでで汗を流しながら歩いていたと思ったら、今は分厚いコートで全身を覆って丸まりながら歩いています。生まれて初めて雪を見る子供たちは、喜んで外で飛び回っています。おっちゃんは寒さに弱いので、ずっと丸くなって寝ています。こんな光景はニューオリンズではちょっと不思議。そんな時、ラジオからはホワイトクリスマスが流れ出しました!なんてタイムリーな。その後テレビをつけると、ドクタージョンまでクリスマスソングを歌っています。今年最後の最高のプレゼントをもらった気分です(写真は近所で遭遇した雪だるま)。

  
メリークリスマス!
-----2004/12/24-----
メリークリスマス!みなさんいかがお過ごしですか?私はクリスマスをアメリカで過ごすのは初めてなのですが、なんと15年ぶりにニューオリンズにも雪が降るかもしれないと予報されているくらいとても寒く、空もどんよりしています。急な冷えに私を含む周りの人たちには風邪引きさん続出中。残念ながら今年はクリスマスライブを日本でできなかったので、おうちでクリスマスソング熱唱しています。

アメリカのクリスマスというのはどんなもんかと、ちょっと町を散策してみましたが、しごくひっそりとしたもので、音楽のクラブもほとんどがお休み。どうも外にお出かけしてお祭り騒ぎ、というよりはおうちで家族とともにゆっくり過ごす、ということのようです。散策の帰りにお茶を飲みに寄ったお店には暖炉があって、パチパチ燃える薪を眺めながら温まっていると、心の中に「しーん」という文字が見える程静まりました。穏やかな夜です。こんな夜には、ほんとに空にトナカイさんが飛んでたらいいのになぁ。

みなさんも、よいクリスマスを過ごされますように!
  
週末のライブ記
-----2004/12/22-----
金曜夜は仲良しのトランペット奏者レイモンドさんが出演しているライブへ。元Dirty Dozen Brass Bandのカークジョセフさんの率いるファンキーなバンドで、ギター二本(うち一人は日本人で活躍中のヒロナリさん)、ドラムにホーンという面白い編成。レイモンドさんはいつ会っても温厚な人柄で話していると和む人。大好きなので会ったとたんついほっぺたにちゅうをしてしまったら、ちょっと恥ずかしそうだった。

土曜夜はNicholas Paytonが友情出演するという近所の教会のクリスマスイベントへ。セカンドラインのリズムやジャズっぽく味付けされたクリスマスソングのアレンジに目からうろこ。その後Leroy Jones (Tp) ライブへ。クリスマスソングも演奏する人によって全く違うのが面白いが、何を演奏してもLeroy節になっているところが素晴らしい。
  
コーヒーやさんにて
-----2004/12/21-----
読み物をしようと近所のコーヒーやさんへ。隣りの席のおじさんと目が合い、にこっとあいさつしたことをきっかけに会話が始まった。こういうことはしょっちゅうあることなのだ。おじさんは「愛と責任」という難しそうなタイトルの本を読書中。その後延々と政治から宗教から戦争などありとあらゆる話題が展開し(ほとんどおじさんが話しているのだけど)、結局閉店の時間に。本は2、3行しか読めなかったが、こうして見ず知らずの人と話し込むのも面白いもんだ。
  

お久しぶりです!
-----2004/12/16-----
写真をやっと復活できました。
ヨガのポーズのおっちゃん。
頭の上に時々足を乗せるくせがあります。
頭のしわがますます哀愁を漂わせてます。

  
三船の顔に思う
-----2004/12/15-----
やらねばならないこと山積みのまま、図書館で黒沢映画ビデオを借りてしまったのが運の尽き。優先順位はいとも簡単に覆されたり。しかし、どの黒沢映画を見ても三船敏郎の存在感はすごい。顔の造形が美しいとかそういう意味だけでなく、何というか、ほんとにいい顔している。三船にちなんだエピソードで面白いなと思ったのは、最初に俳優のオーディションを受けた(させられた?)時に、笑ってみろと言われて、「面白くもないのに笑えません」と言ったというもの。そんな所からあの三船は始まっていたんだな。
  
肩書きの印象って?
-----2004/12/13-----
女医で歌もうたうという肩書きは、時に完璧な機械のような近寄り難い印象を与えるらしい。そして実際会うとずい分ほっとしてもらえるようなのだが、その肩書きの印象って、ちょっとさみしいものだなぁと思う。友人にも女医であるということで敬遠されて、恋愛もうまく行かなかったという話は多い。素顔は普通のかわいい女性だったりするんだけど。また、世の医療不信のムードからか、医師に対してはなから構えてしまう方も多いようだ。でも同僚医師には情熱を持って担当患者さんのために夜を徹して仕事したり、患者さんの死に本気で涙したり、そんな人をたくさん見てきたので、やはりちょっと寂しくもある。時間がかかってもこういうムードをゆっくりほぐせるように接していかねばな、と思う。
  
Jimmy Heath ライブ
-----2004/12/12-----
ビバップジャズ全盛期に数々の有名ミュージシャンと共演したJimmy Heath(Tennor Sax)のライブへ。華々しい経歴にも関わらず気取らず笑顔の絶えない、かわいらしいいたずらっ子のようなおじいちゃんで、弟であるAlbertのドラムもいい味の人柄と演奏で兄を引き立て、始終ニコニコ顔で音楽で会話し、なんとも心温まる微笑ましい演奏だった。往年のバリバリした演奏ではなかったものの、風格の漂う滋味あふれる演奏だった。言葉でなく、その音と笑顔と体からたくさんのことを教えられた。ベースはKiyoshi Kitagawa という方だったが、めちゃくちゃうまかった(調べると日本でも活躍の方のようだ)。熱過ぎない温泉の湯上りのような気持ちで、帰路に着いた。
  
夕日でワイン
-----2004/12/11-----
今日は湿気も少なく、からっと晴れて気持ちいい日だったので、仕事が終わって夕暮れ時に犬のおちゃんを連れて芝生の広がる公園へ。偶然、同時に着いた隣の車から、友人のエイミーが彼氏とブルドックを連れて降りてきた。二人は、しばらく犬と遊んだ後、持ってきたワインのボトルを空けてらっぱ飲みしながら、夕日を見に行く、と言ってミシシッピ川のほとりの方へ歩いて行った。沈む夕日を見ながら二人でワインかぁ。何て飾らない、何てすてきな一日の終わりだろうか。まぶしくきらきらする川をバックに歩いていく二人を見ながら、こういう心に余裕のある生活を送りたいもんだなぁと思った。
  
まだ旅の途中
-----2004/12/04-----
生まれたところが自分の国ではなかったので、外国人登録証や再入国許可証が必要だったせいか、日本で生まれ育っても自分は外国人であるという意識は幼い時から持っていた。思えば、それはちょっとした心の痛みみたいなものだった。それなら、どこが一番自分にとって居心地がいいのだろうか?という疑問は常に心にくずぶり続けて、日本以外の国をいろいろ見なければという気持ちと、場所や国が変れば、同じ人間でもいろんな文化、価値観があるという、その面白さにはまって、学生の頃はいろんな国を一人で旅した。留学に積極的だったのにも、そんな背景がある。いつも自分の暮らす場所は、また次の場所に行く中継地点のような気がしていたので、一生ものの家具とか、調度品などを持たないで、いつも身軽でいようと心がけてきた。そうこうしているうちに30才を越えた。今の自分は、やはりまだまだ旅の途中の身のように感じている。いつか腰を落ち着けて暮らしたいと思う場所はどこなんだろう。またそれはいつになるんだろう。
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